今、KAT-TUNに思うこと。

本日3月31日を持って、KAT-TUNから田口くんが脱退します。私がKAT-TUNにハマる根本のきっかけを作ってくれた田口くん。田口くんは可能性を秘めた人だと思うので、このタイミングでやめていってしまうのは残念で寂しくてなりません。

私が4人のKAT-TUNに出会って早4ヶ月が経っていました。これまでにない濃厚な4ヶ月間でした。私の人生の分岐点的な見方でもそうでした。悩んだ時も妥協した時もありました。苦しくてやめてしまいたくなった時も、諦めようとした時もありました。しかしそんな日々も終わり、晴れて明日から大学生になります。4月は門出であります。田口くんにとっても新しい生活のスタートですね。

先日、3月22日にKAT-TUNがデビュー10周年を迎えました。心から祝福とここまで続けてきてくれたことへの感謝の気持ちを送りたいです。私は6人時代、5人時代をリアルタイムで刻んだわけではないので、今でこそなぜハマらなかったあの時…と地団駄を踏んでおりますが、当時のことはどうしてもどう頑張っても分かりません。
デビュー10周年当日、赤西くんも田中くんもそれぞれ媒体でお祝いの言葉を呟いていたと聞きました。私はそれを聞いて、とっても嬉しかったです。脱退したとしても自分のスタート地点であったKAT-TUNを忘れず、今は応援という形になるのでしょうか、祝福してくれた。この事実が嬉しくてたまらなかったです。当然様々な意見が出るところではあると思うのですが、言葉に表してくれた2人に気づかされるものはたくさんありました。田口くんが脱退する、このタイミングだからこそ事の重みを感じました。

6人時代、5人時代のKAT-TUNは過去の動画を漁っていく中で少しずつ感じています。6人時代は史上最強の6人が現れたっていう感じで、若さとかは関係なくただ圧倒的に強い。楽曲もこの頃のは特に攻めてますよね。最高にゾクゾクします。底抜けに明るい曲調なのに割と儚い歌詞もあるので、今聴くとかなり色んな気持ちになったりします。5人時代は尖ってた部分が少し消え始め、楽曲も明るい世間向けのも歌うようになった印象です。音域も各々が広がったイメージ。1人抜けた分、魅せ方のバリエーションを増やして、以前に劣ることないKAT-TUNであった印象です(日本語おかしい)。

そして、私が好きになった4人のKAT-TUNに思うこと。過去のと比べるとやはり大人になったんだなと思います。個々のお仕事も幅が広がり、4人でいるときはなんだかぎゅっと絆を確かめ合うように。楽曲は実は1番好きかもしれないです。この歳になったからこそ歌えるというか、KAT-TUNのイメージは崩すことなく、ジャンルのまた違ったかっこよさで最高の仕上がりの楽曲を提供してくれた。最近は特によく4人のバラードを聴いては心を癒やしています。ガンガン攻めてくる曲ももちろん好きですが、ゆっくり伸びやかに優しい歌声を楽しめるバラード、好きなんです。

4人となると、タメ旅と少プレの印象がどうしても強いですね。

タメ旅では、今まで知らなかった部分をたくさん見せてもらって、単に尖ってるわけではなくて、人のあったかさも気配りも我慢強さも頑張りも全部兼ね備えていて、可愛いところも汚れたところも全部素で映してくれました。私はタメ旅出なので、この番組にはそうやって知らなかったKAT-TUNの魅力を教えてもらったという感謝の気持ちでいっぱいです。先日放送された最終回まで、4人のKAT-TUNで旅を続け、あたたかい雰囲気で番組を締めてくださいました。番組終了後に番組の公式Twitterのアカウントにてお手紙をあげてくださいました。放送こそ明るい雰囲気だったので寂しいながらも泣くのは必死にこらえましたが、このお手紙を読んで号泣しました。苦しい厳しい過酷な旅もチームで一丸となって乗り越えてきたんだなと、そんなことがあったからこそ制作側と出演者(KAT-TUN)の絆が生まれたんだなと改めて感じました。番組の締めもお手紙の締めも“KAT-TUNはまだ旅の途中”と表現してくださいました。充電期間でひと回り成長したKAT-TUNとまたいつか旅をしてくださることを祈っています。KAT-TUNを愛してくださって本当にありがとうございます。

少プレは毎回少プレだからこそできる手の込んだセットとKAT-TUNの組み合わせでプレミアムショーを届けてくださったり、お誕生日企画や、大喜利、他Gとのトークだったり、大人の修学旅行など、本当に様々な企画で盛り上げてくださいました。私はリアルタイムで見られた部分こそ少ないですが、レベルの高いあっという間の1時間で、リピートして見るのはこの番組が1番多かったかなと思います。最終回も、振り返りは2月に行い(この2月の振り返りもスタッフの方々が全力でふざけてくださって、普通つまらなく終わってしまうところをかなり楽しく見させていただいて素敵でした)、2年間のプレミアムショーの集大成として、フルで最新シングルUNLOCK、またCLUBSTYLE、ACOUSTICSTYLE、ROCKSTYLEの3つのSTYLEに分かれての全12曲全力で披露してくださいました。その途中途中で番組公式キャラクターのペロ男(上田くん考案)企画でT.Uショッピング。KAT-TUNの歌唱力、表現力、かっこよさに圧倒されて番組見ていてずっと涙がこぼれ、そんな中でT.Uショッピングは良い笑いのスパイスになっていてとても楽しい1時間でした。この時も終わってしまうのが寂しくて見るのが怖かったのですが、終わってみて思ったことは感動していたんだな、ということですっきりした気持ちになりました。番組も細部まで最後までこだわってくださって、舞台裏まで映していただいて少プレにも感謝の言葉を送りたいです。

どちらの番組からも愛が痛いほど伝わってきて、本当は4月以降もKAT-TUNとスタッフの皆さんが織り成す番組を見ていたかったという気持ちが積もります。4人のKAT-TUNで始まった番組を4人のKAT-TUNで締めてくださったのも愛だと信じて、かけがえのない時間の中で築いた絆がまたいつか確かめられる日が来ることを祈っています。

そして、最後の4人のKAT-TUNのパフォーマンスの場として3月25日にMステがありました。この時こそずっとどきどきして心臓がおかしくなりそうでした。オープニング、4人のKAT-TUNはいつものKAT-TUNでしんちゃんに笑い合ってる姿が可愛くてとても愛おしく感じました。途中メンタルえぐられながらも迎えたトリ。トークで田口くんの脱退についても触れられ、誠実にカメラに向かって未来の希望を述べた田口くん。笑顔も忘れないでいてくれたことが嬉しかったです。KAT-TUNのトークなので田口くんの脱退が重く置かれるのではなく、あくまでも4人で迎えた10周年を噛みしめるようにそれぞれがコメントしてくれたのも嬉しかったです。涙頂戴的でなく、これからの4人の未来へ向けてのコメントでした。そしてパフォーマンス。今回RealFaceと君のユメぼくのユメが歌われるということで一体どんな演出になるのかどきどきしたのですが、最善でかっこいい、そしてこの別れは悲しみではなく希望なのだと思わされる素敵なステージでした。RealFaceは世間のKAT-TUNのパブリックイメージに合ったガッツリ攻めた時計仕掛けなセットで歌いきり、暗転するとそこには3つの道が。もうそこには田口くんはいませんでした。KAT-TUNをこれから続ける3人。田口くんは田口くんで別の道を歩く。いなくなった田口くんが暗い道かというとそうではなくて別の道を歩むだけなのだと、いつまでも希望は繋がっていくのだと思わされました。シンプルであったけど、伝えたいことが直球で伝わってくるような、そして最後に桜が舞うセットに切り替わったのもすごく良かったです。4人が全力でKAT-TUNであり表現者であったことが強く伝わってきました。素晴らしいステージをありがとう。エンディングもおそらく異例ともいえる、ジャニーズを辞める田口くんにタモリさんから花束が渡されました。そして、亀梨くんは田口くんの髪をくしゃくしゃと、中丸くんは田口くんに『泣けよ』とあおり、泣いてしまった上田くんに田口くんが笑顔で『泣いてんだよ(泣いてんなよ(?))』と声をかけていました。私の信じた4人のKAT-TUNが最後までそこにあったことに感動しました。

田口くんは決して泣かなかった。それが辞める者の意志の強さのように。いつも変わらぬ笑顔で私を癒やして、元気にしてくれました。私の信じたKAT-TUNの田口くんは最後まで田口くんであり続けてくれました。本当に最後までありがとう。あの日、田口くんに引き寄せられて過ごしてきた4ヶ月間はあっという間で、しかしかけがえのない時間で、素敵な思い出がたくさんできました。KAT-TUNを好きになって良かったです。田口くん、ここまでのものをおいて新しい生活のスタートを切るのですから、幸せにならないと許しません(笑)田口くんの未来がずっと輝いていますように。

そして、これから3人でKAT-TUNを続けてくれる、亀梨くん、上田くん、中丸くん。続ける決断をしてくれたことにまず感謝するとともに、また新しい、素敵な景色を見せてください。11年目以降もKAT-TUNが誰よりも笑って幸せであることを願っています。直近で言うと10Ks!の成功ですね。これからも応援し続けます。大好きです。